一冊のエキス

もうひとつのオバマ本

2009年01月11日 邦題は「オバマ 危険な正体」。
2008年11月4日の当選後いち早く出版されたオバマ本です。出版直後は平積みされていました。


本の趣旨は、「オバマは超黒幕ブレジンスキー(81歳)の傀儡(かいらい)であり、実体は世間で言われる大人気イメージのそれとはまったく乖離している」というイメージの大転換の連続。
「視点の転換」のトレーニングにもってこいの一冊です。

もっとも、この本は、いわゆる「ユダヤ陰謀説」系統の文脈、という切り捨て方もできますが、リサーチの仕方が相当にしつこくてなかなか読ませます。


世界は常に、表と裏の二重構造でできています。
本書の論旨の信憑性は、ここでは横に置きましょう。
それより大事なことは、「裏の構造」を推察しながら「表の情報」を読み解くと、不思議なほどに未来が読めてくることです。

その感覚を磨くためには、この本はとても良いトレーニング本になります。


情報は、エネルギーの源泉である。


PS
余談ですが、アメリカは実に成人男性の2パーセントが刑務所に収監されているという事実があります。
特にブッシュが州知事を務めたテキサス州のコンチョ郡では、4000人弱の住民のうちなんと33%が刑務所に入っています。
この郡では、刑務所は身近な存在なのです。



>> 目次ページ(バックナンバーの一覧)に戻る

初回相談無料です。
節税対策や資金調達など、経営上の課題をお持ちの方まずはお問い合わせください。 丁寧にご対応いたします。
受付/平日 10:00〜17:00 tel:06-6223-1000

24時間受付中!メールお問い合わせはこちら