(番外編)「全方位脳」養成ギブス[001]
2010年06月04日
●「火の呼吸」を実践する。(所要時間:1分)
おしなべて我々現代人は、酸素不足です。
「呼吸力=呼吸する力(ちから)」が弱っていることが原因です。
呼吸と「健康」はもちろん直結しますが、呼吸と「発想力」も、実は直
結するのです。
この「呼吸力」を取り戻すことで、爆発的に「発想する力」が向上しま
す。頭(アタマ;思考)と体(カラダ;今回は「呼吸」)は直結してい
ます。なので、一見、ビジネス・商売に関係ないと思う人もいるかも知
れませんが、実は大いに関係あるのです。
だから、リクツを言う前に、まず実践。
「火の呼吸」は、いわゆる「呼吸法」のひとつですが、その方法はいた
ってカンタン。誰にでもできます。
息を鼻から吐きながらお腹を引っ込め、吸うときは鼻から自然に空気を
入れます。意識は「吐くこと」に集中。
はじめは1分間に30回くらいのペースでおこないます。
1分できたら、時間があれば、もう1分。次はもう少しだけ、早めにお
こないます。
(慣れたら、1分間に200回程度の速さで呼吸できるようになります。
毎日続けていけば、誰でも、やがてその領域にたどり着きます。)
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解説:
「火の呼吸」は、ヨガの体系の中のひとつ「クンダリーニ・ヨガ」の呼
吸法をベースにした呼吸法です。世界的に知られている呼吸法で、日本
では小山一夫が広め、格闘家の船木誠勝がヒクソン・グレイシーと戦う
ために導入して、国内でもとても有名になりました。
ヨガというと、むずかしそうに捉えがちですが、実はそのエッセンスは、
とてもシンプルで、実践も簡単なものです。
要は、基本は「吐くことに意識を集中した、連続高速呼吸」です。誰に
でもできます。
シンプルなので、「いつでもどこでも」できることがいいところです。
まず1分間、思いついたら実践、です。
歩いているときにも、電車の中でも、ひと仕事の合間にも、風呂に入っ
ているときも、テレビを見ているときにも。等々。
ヨガも気功も、実は極意は、型(かた)うんぬんではなく、実践+継続
(習慣化)こそが力(ちから)です。そして、呼吸そのものに「意識を
傾ける」ことが「極意」のひとつです。
酸素は、脳にとってのガソリンです。
「考える力」+「閃く力」=「発想力」は、「呼吸力」によって覚醒す
るのです。
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